コロナウィルスで自粛ムードが続く中、最近、プロサッカー選手同士等が対戦型テレビゲームを競い合っているシーンを見かける事はありませんか?実はこれが今回のテーマ「eスポーツ」なのです。東京オリンピックでも新種目として採用され、昨年の茨城国体でも実施された競技ですが、まだまだ日本では認知度は低いようです。
ちなみにeスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略称。
広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技の事を指します。
簡単に言ってしまうと、複数人のプレイヤーで対戦するゲームをスポーツとして解釈して「eスポーツ」と呼びます。
なんとなく聞くと「スポーツじゃないじゃん。」と思ってしまいますが、アメリカではすでに国が「eスポーツ」をスポーツとして認めており、「プロゲーマー」がスポーツ選手である事を認めています。また、韓国や中国でも「eスポーツ」が非常に発展していて、市場規模も日本とは桁違いになっており、世界規模でみると賞金1億円の大会もあるようです。
そんな「eスポーツ」ですが、最近の研究結果では、認知症の予防に効果的だと分かってきました。コントローラーで操作する事により、実生活で必要な集中力や注意力、同時に色々な事を行うマルチタスク能力、記憶力など脳が活性化され認知力が回復するとの事です。とはいえ、長時間プレイすると視力の低下や頭痛等の恐れがあるので、時間を決めて楽しむのが良いと思います。認知症は進行する病なので、発症してしまうと完治は難しいと言われています。そのため発症しないように日頃から予防しておくことが大切です。ここで紹介した内容を参考に自分に合ったゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
LKJ通信5月担当:桑久保・秋保
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